油性塗料のメリットとデメリット
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
油性塗料のメリットについて
油性塗料は主成分にシンナーを使うことが多く強い臭いがあることが大きな特徴です。
油性塗料は耐久性が高く多少暑さや寒さの厳しい環境でも耐えられるメリットがあるといえます。
塗装のしやすさから建物の耐久性を高めることにも大きく貢献します。
そういった意味では油性塗料は外壁塗装には適していると感じる方が多いです。
その他では油性塗料は1液型と2液型があり、そのまま使えるタイプと2つの液体を混ぜて使うタイプがあります。
混ぜるタイプは一度混ぜてしまうとその日のうちに使いきる必要があるので時間や作業スピードには余裕をもつことが必要です。
保存についてはほとんど期待できませんので特に混ぜるタイプは気を付ける必要があります。
最近では油性塗料でも新しいジャンルのものが登場しており、弱溶剤塗料というものがあります。
これは油性塗料なのですが、環境に配慮した油性塗料として開発されたものです。
臭いが少なくて体や健康への害についてかなり軽減されている新しい塗料として人気を集めています。
油性塗料のデメリットとは？
油性塗料は先にも触れたように主成分がシンナーを使用しているものが多いので強い臭いや臭いによる体調不良、内装への使用ができないこと、若干値段が高いことなどがデメリットです。
外壁塗装においてさまざまな効果を発揮して建物の耐久性を伸ばすのですからこれくらいのこと我慢しないといけないと思うことも良くありますが強烈な臭いはデメリット以外の何物でもありません。
また手や服、周囲に塗料が付いてしまったとき、塗料が乾燥する前ならすぐに落とせますが乾燥してしまうと簡単には落とせないといったことがあります。
塗料の扱いには注意が必要で特に希釈液は専用のものが必要です。
塗料を薄める以外に清掃の際にもさまざまなところに付けないように気を付けながら、専用の希釈液でしっかりと清掃することが基本になります。
